春が来た

中国山地のど真ん中にある八幡の春は遅くやってきます。

長く厳しい冬の間、じっと雪の下で耐えていた早蕨(さわらび)が力強く芽吹き始めます。変わりやすい天候は、やっと頭を出したつくしや桜の花に雪を降らせることもあります。

ぽんぽこランドの小川の水も温み、成羽川に向かって穏やかに流れていきます。梅や桜、菜の花が一斉に花開き、園庭の風や色、においが変わります。子ども達は笑顔いっぱい、元気いっぱいに遊びます。

園庭の桜の下で新入園児を歓迎する春祭が催され、地域の人々の祝福の笑顔に包まれて、子ども達はぽんぽこ山保育園での新しい生活を始めます。

 

森湯谷のエドヒガン桜が満開になると、子ども達はみんなでお花見に行きます。ぽんぽこランドでわらびや山菜を採ったり、大きな蛙を見つけて歓声をあげたり、土手の草をよじ登って滑ったり、園庭の芝生の上で遊びまわったりします。ぽんぽこ山の崖下の木の枝で逆上がりをしたり、木によじ登って遊びます。

やがてぽんぽこランドの原っぱは、すっかり緑の草におおわれ、子ども達は背丈近くに伸びた草むらの中を夢中になって走りまわります。

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